2011年8月3日水曜日

あずま球場&但馬空港フェスティバル 復興記念フライト

こんにちは。

先週、金・土・日曜日と続いた復興記念フライトは全て無事に終了しました。
日本列島が高気圧の谷間にあり、非常に不安定な天候でしたが、皆さまの祈りのおかげ(テルテル坊主ありがとうございます!)で、奇跡的な青空のもとでフライトする事ができました。

7月29日は、福島市にあるあずま球場でのプロ野球ヤクルト×巨人戦でのフライト。
まさに地元で、ふくしまスカイパークからは2分の飛行で到着する距離です。
午前中は土砂降りで、フライトどころか野球の開催も危ぶまれましたが、午後から急激に回復。
フライト時間には青空の下でフライトを行う事ができました。


あずま球場は、あずま総合運動公園という巨大な運動施設の中にあります。
野球場・陸上競技場はじめ多種多様なスポーツ施設があり、すばらしく整備された公園です。

ここには大型の体育館もあり、震災で被災された方が未だに500名ほど避難生活を続けています。
当初は、2000人以上を収容していました。職員の皆さまも被災している中、献身的に対策にあたられている姿には福島の人々の強さがあらわれていました。
5月1日に、私たちも、この避難所で生活を送る子供たちをふくしまスカイパークに招待したこともあり、今回のフライトは、復興祈念として力を入れて準備を進めてきました。


そして、私のフライト中バッターボックスには、巨人軍の坂本勇人選手が!
そう、坂本選手もレッドブルアスリートして活躍している仲間なのです。

二人で「福島に希望の翼を授けよう!」と実現された今回のフライト。
サポートしていただいているレッドブルは勿論のこと、多くの方々にフライト実現のために尽力いただきました。
ありがとうございました。


そして翌日は、但馬空港フェスティバル
早朝06:00に、ふくしまスカイパークを離陸して但馬空港へ向かう予定でしたが、天候回復を待って08:00に離陸。
太平洋側を迂回して飛んだために直行できず、名古屋空港でピットストップして給油し、但馬空港へ11時過ぎに到着しました。
現地の天候も若干心配される中、2日にわたって予定通り全てのフライトが実施されました。

1995年のブライトリングワールドカップの開催からから始まり、日本のアクロバット環境をリードしてきた但馬空港フェスティバルですが、今回は下記のようなサブテーマを設けられていました。
このようなイベントに、私たちが東北から参加させていただいた事は本当にうれしい限りです。


 さらに今年は、フェスティバルを通じて「心の元気」を作り出し、経済を元気にし、東日本大震災の被災地をはじめ、全国に夢や希望、そして支援の輪を広めようと「がんばろう、日本」をサブテーマとして開催します。


さらにレセプションパーティーで、中貝豊岡市長と話をさせていただいたのですが、豊岡市は震災直後から職員を被災地に派遣し、救援物資の輸送なども迅速に対応されていたとの事でした。
混乱の中迅速な手配が出来たのは、このようなイベントなどを通じて知りえた個々の人的ネットワークがあったから、だったそうです。
市長はイベント中もずっと会場にいて、またパーティー中も最後まで参加者の皆さまの話を熱心に聞いてらっしゃいました。
やはりこのような長があって、このような素晴らしいイベントが開催されるのですね。


室屋義秀

Photo:Taro IMAHARA

1 件のコメント:

  1. タイトなスケジュールの中、無事フライトできたことは本当に良かったですね、おつかれままでした!

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