2013年10月27日日曜日

WAC2013  その(2)

WAC2013参戦に向けての準備は、昨年8月のEAC(European)参戦から始まりました。


ヨーロッパ選手権なので、結果は参考記録にしかなりませんが、今年のWACための課題を洗い出し必要なトレーニングや大会への準備事項を検証する事が大きな目的でした。

EACでは書類ミスによる自由演技の減点などを経験し(汗)、翌年にむけて大きな経験となりました。


そして大会中に、コーチのパトリックとトレーニングスケジュールについての概略を決め、2012年の12月にはトレーニングを開始する事にしました。

まずは、トレーニング時間を多く確保する事が課題でした。
そうする事により基礎に戻り一つ一つの基本技の見直しを、丁寧に始める事を可能とするためです。

この12月キャンプの一週間前には、レッドランド/ロサンジェルス入りして、ヨーロッパからコンテナで運ばれてきたEdge540を組立。

サイティングデバイスなどの課題部品の再製作などを事前に実施し、キャンプに備えました。


これと同時に、JASレッドランド校の開校準備も進め、こちらも同時日程でキャンプを実施しました。
このキャンプには、芦田博・白鳥洋平も参加。
教官はサンフランシスコから高木雄一さんが駆けつけました。


そして開校準備を手伝ってもらっていた、白鳥洋平(以後Yohey、と記します。)さんが、サンフランシスコの飛行学校での教官職を辞職し、レッドランドに移住すると突如表明。

急展開をむかえながら、ともあれキャンプそして2013年シーズンがスタートしました。


                      室屋義秀

2013年10月22日火曜日

WAC2013  その(1)

皆さまの多大なご支援のおかげで今年もWACへの挑戦をさせていただきました。
まずは無事の終了を報告させていただくとともに、ご支援に心より御礼を申し上げます。


さて、結果報告ですが以下の通りとなりました。



Final Free (4ミニッツ) 5
・規定+自由演技 31/58


このWAC参戦に向けての準備は、2012年8月のEAC (European) 参戦から始まりました。
準備の過程と結果は、次回から書かせていただきます。



昨日、ダラス/テキサスからレッドランド/ロサンジェルスまでをEdgeで飛んで帰ってきました。
向かい風が強く、7時間/2500kmほどの道のり。

旅の友は、昨年のWAACで機体をシェアした、Benjamin Freeloveです。
カリフォルニア在住のプロパイロットの先導で、好天の中をひたすら飛びます。
ニューメキシコなど、ごらんの通りの砂漠地帯を抜けて、大都会のロサンジェルスに西日も眩しくなったころに到着。


そして今日からは、一息つく間もなく、来年に向けての準備が早速スタートします。

そうです「レッドブルエアレース」がついに再開されます!!

その準備に向けてプロペラの取外しやら、打合せやら、etcでブログをゆっくり書く時間がイマイチ取れそうにないので、帰国の飛行機の中で書かせていただきます。


取り急ぎ、終了報告と御礼まで。
参戦のご支援を胸に、今日は休ませていただきます。


室屋義秀