今週の福島は、梅雨入り前の好天に恵まれました。
30℃近い夏模様の中、WACへの訓練をさせていただきました。
さて、この練習させていただいている「ふくしまの空」の放射線量がどうなっているのか、気になり調べてみました。
放射線量の立体的な分布についての報道がみられず、3次元の全体概要がいまいち把握できないが気になっていました。
ふくしまスカイパークを離陸して、福島市~大館~飯館~南相馬~霊山~伊達市と飛行して、空中にどれほどの放射性物質が漂っているのか、計測してみました。
結果、空中には全くと言っていいほど、放射性物質が計測されませんでした。
離陸直後から数値は下がり始め、100mも上昇すると平常値(0.06μ㏜)に近づきました。
その後も150~1000mの高度を飛行しましたが、平常値(0.06~0.10μ㏜)を指し続けました。
という事は、現在計測されている放射線量は、すでに降下した放射性物質から発されるもののみという事のようで、地表面付近のみでしかないようです。
福島の大地の上には元通りの美しい空が残っているようです。
上記は素人の計測結果なので、ご参考までといったところですが、ひとつ確実にわかった事があります。
計測機ともに上空に上がった飛行機には、放射性物質の付着は皆無という事です。
放射性物質が機体に付着していれば、上空に上がっても数値が下がる事はないはずですから。
5月まで格納庫にしまわれていたので当然ですとも考えられますが。
これで安心して、エアショーの会場で皆さまに触れていただけます!
室屋義秀
汚染、怖くなかったですか?
返信削除身を挺して私達ファンに安心感を与えてくださり感謝いたします。
フライトお疲れ様でした。
こんにちは!久しぶりです。非常に興味深い貴重な計測、ありがとうございます。そうなんですね。これは誰もやったことが無いでしょうね。さて、今年の岡山・笠岡でのショー、お待ちしています。福島から元気を持ってきてください!
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