こんにちは。
10月9~11日にかけて、ふくしまスカイパークで『第一回 全日本曲技飛行競技会』が開催されます。
私もこの大会のスタッフの一員として準備に加わっています。
昨年の11月に日本で初めての曲技飛行大会ということで試行した結果、今後の曲技飛行やスポーツパイロットの技術向上・安全啓蒙・情報交換・交流に非常に効果が高いとの結果を受けて、今年正式に全日本選手権として開催となりました。
国土交通省航空局のレジャー航空指導室をはじめ、東京航空局保安部運用課など様々な部署からの指導を仰ぎながら、日本航空機操縦士協会(JAPA)そして日本航空協会の支援を受けて準備を進め、将来のパイロット育成のための基盤となるべく、大会の準備に取り組んでいます。
大会の実行委員長は、奥貫博さんです。
航空ファンおなじみの、奥貫さんは現役でエアショーを行うパイロットです。
スバル製のFA200を飛ばして右に出る者はいないといわれる、飛行技術もさることながら、JAPA発行のPILOT誌をはじめ様々な航空関係(特にジェネラルアビエーション関連)について、記事を執筆されるなどして、献身的にスポーツ航空の普及に励んでいる重鎮です。
また、その指導者としての公平性や人格から、実行委員長の任をお願いする事となりました。
チーフジャッジは、鐘尾みやこさんです。
東京農工大学工学部卒業後に特許庁入庁された主席審判官です。
グライダーの競技では様々記録を打ち立てた名パイロットで、曲技飛行世界選手権(滑空機)への参戦経歴もある方です。
日本で初めて、国際大会の審判資格を取得され、今回は日本の事情に合わせたルール作成から、アメリカで現役パイロット・審判の方を招へいするなどされています。
また、日本女性航空協会の理事長も務められ、広く航空普及に励んでおられます。
今大会はこの日本女性航空協会から運営費の一部を負担いただいています。(ありがとうございます!)
その他、下記の後援をいただき準備を進めています。
・福島県県北地方振興局
ふくしまスカイパークのイベントとして予算支援いただいてます。
・福島市
市長が大会名誉会長を務めていただけます。
最上位クラスの優勝者は、福島市長杯としてトロフィーが送られます。
・特定非営利活動法人ふくしま飛行協会
滑走路・ハンガー・スタッフ・ボランティアスタッフと多岐にわたり協力いただいています。
・特定非営利活動法人Super Wings
着陸競技のノウハウ提供、選手派遣、大会運営管理方法など多岐のノウハウをいただいています。
・チーム・ディープブルース
今回は、一般観客向けにエアショーも実施します。
・JNAC (Japan National Aerobatic Club)
Extra200型機を機体が準備できない選手へ広く提供していただいています。選手の半数はJNACの機体により飛行可能となりました。
・WP Competition Aerobatic Team
ジャッジとして、はるばる四国から駆けつけていただきます。 またスポーツマンクラスの演技の解説も執筆されています。
・社団法人日本女性航空協会
上でご紹介したとおり。
・社団法人日本飛行連盟
多数の連盟会員に向け情報発信をいただいています。
・有限会社パスファインダー
事務局をつとめます。
大会に向けて、選手の皆さんは練習に余念がないようです。
ふくしまスカイパークでも毎週末、練習が行われています。
今後、選手の皆さんがこの大会のプラットフォームを利用して、個々の様々な活動に生かしてもらいたいと願っています。
結果、安全啓蒙がなされてスポーツ航空全体の発展につながると確信して、この大会の技能・安全委員長、そして事務局を担当させていただいています。
事務局はBOXマーク設置のために山の中で作業中です!!
(作業をお手伝いいただいた皆さん、ありがとうございました。 来週まだ続きますので、よろしくおねがいします!)
室屋義秀
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