2011年4月4日月曜日

Road to Italy 改め ”福島からの挑戦 / Road from Fukushima ”

こんにちは。

今年はレッドブルエアレースが休止のため、この機会を活かすべく着々と準備をすすめてきた、世界曲技飛行選手権=WAC(World Aerobatic Championship)への参戦ですが、震災の影響を受けて見通しが立たなくなりました。

福島での練習飛行再開の見通しが立たない、相次ぐエアショーなどイベントが中止になる事への対応や損害、コーチの来日が不可、在京のメディアが社内規定により福島入り出来ないなどなど、現在のところ非常に厳しい状況にあります。


しかし、苦しければ苦しい時ほど原点に回帰すべし!っという事で、WACへ向けての活動を一から再スタートします。
被災地から、この重々しく見えない重力を突き破る事を今年のテーマに活動を再開します。

しかし今回の壁は、想像を絶するほど高くそびえ立っています。
これを超えるには皆さまのご理解とご声援が必要だと認識しています。

途中経過は、随時ご報告していきます。
ご声援いただければ幸いです。


室屋義秀

2011年4月2日土曜日

原発事故関連の記事で、”おやっ”

こんにちは。

原発事故関連の記事で、”おやっ”っと思う事があったのですが、報道されないので記します。


3月16日09時02分  読売新聞の記事
フランス政府は、東京周辺に滞在中の仏国民を速やかに国外退去させるため、エールフランス航空に対し、臨時便を可能な限り用意するよう要請した。
フィヨン首相が15日、国民議会(下院)で明らかにした。
仏政府は、福島第一原発から漏れた高濃度の放射性物質が東京に到達するなどの「最悪の事態」を警戒しており、首都圏に約2000人程度残っているとみられる自国民に重ねて退避を勧告している。

2011年3月29日18時45分  読売新聞
松本外相は29日の記者会見で、フランスのサルコジ大統領が31日に来日し、菅首相と首脳会談を行うと発表した。
 東日本巨大地震の発生後、海外から首脳が来日するのは初めて。
 フランスは今年の主要8か国(G8)、主要20か国・地域(G20)首脳会議の議長国。大統領は地震発生を受けて「日本に対する国際社会の支援と連帯を表明するため訪日したい」としていた。首相は会談で、国際社会の支援に謝意を示すとともに、東京電力福島第一原子力発電所事故への対応に理解を求める考えだ。





2011年3月30日11時13分  読売新聞
AFP通信は29日、フランス原子力大手アレバのアンヌ・ロベルジョン社長兼最高経営責任者(CEO)が、福島第一原発事故の対応で日本側と支援策を探るため30日に来日する、と報じた。
アレバの日本法人「アレバジャパン」によると、ロベルジョン社長は30日夜にアレバの専門家5人と共に日本に到着する予定。AFPによると、5人の専門家は、放射能汚染水の除去や使用済み核燃料一時貯蔵プールの管理の経験を持つ。ロベルジョン社長は滞在中、経済産業省や東京電力幹部と、今回の事故を受けた支援策を協議するという。
 アレバは世界最大の原子力産業複合企業で、ウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料製造などを通じて日本との関係も深い。福島第一原発3号機で使われているMOX燃料も製造している。ベッソン仏産業エネルギー・デジタル経済担当相は28日、東京電力からアレバを含む仏原子力産業界に支援要請があったと明らかにしていた。


ということは、フランス政府および、原子力大手アレバは、避難勧告が必要な状態から、一定程度状態が落ち着いたとみているのかな?なんて想像しました。
(完全な私見です、あしからず。)



室屋義秀